クロスでビーツな感じの音ゲーシミュレーター PxB Editor作った

f:id:pentamania:20170315214624g:plain

(随時更新中: 最終更新2020/08/10)

2020/08/10 追記 現在、リニューアル版を作り直してます。 そちらのほうが圧倒的に使いやすくなってますので、使い勝手イマイチだな...と思ったらもうちょっとお待ち下さい。 (以下の旧版で作ったプロジェクトも流用可能です)

某社製某本格リズムゲームっぽい譜面を作れるデスクトップアプリを作りました。
windows(32/64bit)用です。

作った譜面の一例

www.youtube.com

(開発中に撮った動画のため、若干相違があります)

以下、ダウンロードの仕方・使い方などを雑多に書いていきます。

ダウンロードと起動

以下の配布サイトからpxb-editor-vX.X.X-installer.zip(もしくはportable.zip)ファイルをダウンロードし、解凍して下さい。(インストーラ版のほうが起動が早い・アンインストールがやや楽という点以外、特に違いはありません。)

ダウンロードサイト

f:id:pentamania:20181222184011p:plain

インストーラ版は"pxb-editor Setup [バージョン番号].exe"実行でインストール(アップデート)を行います。インストール後に起動できます。

ポータブルexe版はフォルダ内に"pxb-editor [バージョン番号].exe"的なファイルがあると思いますので、それを実行すると直接アプリが起動します。
(初回起動時はおそらく以下のような警告が出ます。信頼できそうと思えましたら「詳細表示」 → 「実行」して下さい)

f:id:pentamania:20180102133637p:plain

サンプルプロジェクトを開く

ダウンロード・起動ができたら、とりあえず上メニューの

help → 「サンプルを読み込む」

でサンプルが読み込んでみましょう。
そして上部の十字キーみたいなアイコン(もしくはQキー)を押してみましょう。 f:id:pentamania:20170814192555p:plain

するとどこかで見たことのある感じの映像が流れるはずです。

シミュレーターの枠外や[x]をクリックするとシミュレーターが閉じます。
今度はチャートのセルをダブルクリックしたり、選択 > Backspaceで消したりしていじってみましょう。
再生してみると、チャートの変化に応じてノーツが増えたり減ったりしているはずです。

何となくどういうものか分かったら、自分の好きな音楽で譜面を作ってみましょう。

曲の設定

  1. メニューの「File」>「音源をロード」を選び、音楽を選択します(ファイルをドラッグアンドドロップでもOK)。対応形式はmp3, ogg, wav, aac(m4a)など。
  2. 楽曲BPMに応じてチャートの2列目先頭のBPM値(最初は「120」などと書かれている部分)を直します。なるべく精確に設定することをオススメします!

判定の調整

  • おそらく音楽と、チャートにおけるゼロ位置がずれていると思うので、右ペイン(なければ鉛筆アイコンをクリックして開く)のCONFIG欄の「offset」値を適当に変えて調整して下さい。
    • 楽曲開始が遅い場合はマイナス側に設定します(逆の場合はプラス値を設定します)
    • 音符アイコン・もしくはR(F)キーを押すと簡易的に再生を行います。音合わせのときはこちらを使うと便利。
    • 正しくBPM値が設定されていれば192CNTでちょうど一小節になるはずです。

ノーツを操作

  • ノーツの挙動とか種類(フリックとかロング)を変えたい時はチャート上のノーツを選択し、下のオプション項目をいじります。
    • 値を変えると「TARGET IMAGE」に反映されるので参考にして下さい。
    • position(位置インデックス)、 rotation(ライン回転角)、 long end(ロングノーツ終点CNT)、 flick-angle(フリック方向)を変えられるほか、スケール(大きさ)・個別スピード・色味(color)なども変更できます。
    • 基本グリッドからずれた位置に置きたいときはFREE X(Y)の値を変更します。

その他

  • ノーツスピードの変更:シミュレータ起動中に上下キーでスピードを変更可能(反応しないときはシミュレータ上のどこかを一度クリックして下さい)
  • チャート上のCNT値をクリックすると、そのCNTから途中再生を行うことができます。
    • Zキーで0CNTにリセットされます。
  • チャート上部の[GRID-DIV]を変更すると1小節(192CNT)を何分割するかを指定することが出来ます。
  • ミュート機能:トラックラベルのチェックボックスにチェックを入れるとそのトラックのノーツは無視されます。

=== 以降は中級者向けの内容となるので最初は読まなくていいと思います。 ===

BPMチェンジ

BPMのセルに新たに値を書き込むことでそのCNT以降BPMが変更されます。

BPMの疑似変化

BPM-AMP行に数字を入力すると、ノーツの判定時間を変えずにそのセルから設定倍率分シミュレーター上のBPM値が変化(例えば元BPM150のとき「2」と入力した場合、そのセル以降300に変化)します。
実際に曲のBPMが変化していなくてもソフランっぽくしたい時に使います。

譜面の停止・逆走

STOP・REVERSE行にCNT値を入力するとそのCNTに達するまで譜面を停止・逆走させることができます。
停止区間中(逆走の場合は区間×2の範囲)にノーツを配置するとちょっとおかしなことになるので注意。

シミュレーターオプション(右ペイン)

  • AUTOPLAYを切るとマウスを使って実際にプレイすることができます。 (超きつい)
  • MODEを「GAME」にするとゲーム前演出、リザルト表示なども行います。(開始SEは出ません)
  • BACKGROUND OPACITYで後述の背景の不透明度を変えられます。
  • SKIN NAMEでゲーム中のスキンを変えられます。
  • SE THEMEを変えることでタップSEを変えられます。

オートセーブ機能

アプリを閉じた際、自動的に最後の状況がセーブされます。

背景の設定

  • メニューの「シミュレータ背景を指定」でシミュレータ中の背景を変えることができます。(幅1024px高さ768pxが適正サイズです)
  • 画像や動画(mp4, ogg, webm)を設定できます。
  • 「シミュレータ背景をクリア」で元のスキン背景にもどります。

DnD読み込み

音源・プロジェクトファイル・背景画像等はドラッグ・アンド・ドロップでも読み込むことが出来ます。

=== 解説終わり ===

作った譜面について

動画にしてyoutube等にアップロードする場合は、一応「創作譜面」であることをどこかに示しておいて下さい。 (音源のコピーライツ的なアレについては自己責任でお願いします…)

あと、#cb_simulatorや「クロビ創作譜面」といったハッシュタグやキーワードをつけてもらうと、自分含む同好の士も発掘しやすくてなおグッドです。

実機プレイ(試験的)

作った譜面をタッチパネル端末で実際にプレイしたりすることもできます。

pxb-playground.firebaseapp.com

ipad等で上記サイトにアクセスし、音源とプロジェクトファイル(.pxbpファイル)をアップロードすることでプレイできたりします。 dropbox等のオンラインストレージアプリを利用すると便利です。

クロスビーツ創作譜面の会

有志の方によるwikiサイトで取り上げられています。 (有り難し)

www65.atwiki.jp

バグ報告とか

気づいたバグ・機能改善事項などは以下のサイトでリストしています。

Issues · pentamania/pxb-editor · GitHub

リストにないバグや機能改善要望、その他何かありましたらとりあえずここのコメント欄か、twitterまでどうぞ。